Profile
 1984年、スペインのマラガに生まれ、3歳から踊りを始める。
 17歳のとき(2001年)にマリア・パヘス舞踊団へ入団し、世界各地で活躍。
 2002年、マドリッド王立舞踊高等学校を卒業。
 2005年、ビトリア中央劇場(Teatro Principal de Vitoria)にて処女作『Entre Paredes(壁の間)』を発表。翌年以降も次々と精力的に新作を発表し、ヨーロッパ・北米など各地で好評を博す。
 2010年には、26歳という若さでスペインの芸術・ダンス・文化の中でもっとも栄誉ある「Premio Nacional de Danza2010(スペイン舞踊家賞)」を受賞。これはスペイン舞踊界最高の栄誉ある賞であるため、受賞したロシオ本人も非常に驚いたという。
 2015年には、イギリス版のトニー賞とも言われている、その年に上演された最も優秀な舞台作品に与えられる「ローレンス・オリヴィエ賞」にノミネート。益々注目が集まっている。 天才的な音感、驚異的な身体能力、そして天性の踊り手としての感性を備え、伝統的なフラメンコから現代作品まで、奇抜な振り付けと高度なテクニックを駆使したステージは、全世界で高い評価を得ている。 現代フラメンコ界における若手ナンバーワンの舞踊家である。